「 common 流山おおたかの森S・C校 」では、日常的に探究学習を体験する「 common time 」を設けています。約 10 週間を1タームとして、生活や身近な暮らしの中で見つけた興味関心や社会課題をもとに「ミッション」を設定。グループで話し合い、考え、試行錯誤しながら解決に向けて行動していく。失敗を恐れず、仲間と語り合い、考えを行動に移すことで得られる「学ぶ力」は、予測不可能な時代を生きる子どもたちの大きな糧になるはずです。
common time のミッションは、生活や地域を通して気になったこと、改善したいと思えるような課題を発見し、追求すること。例えば「木材」「お金」といった身近な素材やテーマから、子どもたちの好奇心をもとに社会につながる「トピック」を立て、チームで何度もミーティングを重ねながら、計算をしたり手を動かしたり、自然科学や社会的視点を踏まえ分析したりと、教科横断的で主体的な探究学習に取り組んでいきます。ときにはその道で活躍する「マスター」をお招きし、大人の背中を見ながら将来の夢や目標について思いを馳せる機会も!
約3ヶ月という長期プロセスの途中には、中間発表やフィードバックを受けての試行錯誤、保護者や地域の人に向けた「 welcome common day (エグジビション)」があり、振り返りを経てミッションが完了します。
common time は約10週間かけて下記のような流れで行っていきます
1-2週目: アイテムやマスターと出会い
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3-4週目: チームでミッションに取り組む
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5-6週目: 中間発表&フィードバック
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7-8週目: 軌道修正&発表準備
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9-10週目: welcome common day 発表&振り返り
2022年度から高校では「総合的な探究の時間」が始まりました。
文部科学省によると探究学習は「変化の激しい社会に対応して、(中略)よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標とし、(中略)これからの時代においてますます重要な役割を果たすもの」とされております。
私たちは文部科学省推進事業WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム事業の連携企業として、全国150以上の探究プロジェクトの中から選ばれたプロジェクトを取材し、動画教材を制作いたしました。
commonで実施するcommontimeが将来どのような活動に繋がるのかを少しでもイメージして頂けたらと思います。