遊びが学びになる~common timeでミニ四駆から学ぶ電気のしくみ~

夏真っ盛りの8月2日から4日の3日間、9月からスタートする学童で実施する学習プログラムを体験できる『お試しcommon』の第2回目を開催しました。

 

第2回目のテーマは【最速のモーターカーを作れ!】という、大人もワクワクするテーマ。

 

乾電池で動くモーターカーを作りながら、電気回路について学んでいきます。

私も小学生のころ夢中になって遊んだモーターカー。

参加してくれた子どもたちもワクワクしながら組み立てていき、乾電池を入れて走らせるとみんな大喜びでした。

 

「このモーターカーは乾電池を入れるとモーターが回るけど、乾電池を使うとほかにもどんなことができるかな?」という問いを発すると、豆電球を知っている子もちらほら。

 

commonには様々な理科で使う実験器具があり、それを使って豆電球に明かりをつけたり、乾電池をたくさんつないだりと、自由な遊びを通じて電気回路を学ぶことができるのがcommonの特徴です。

 

さらにもっと詳しく電気回路を学ぶために、豆電球やモーターも分解して、中の仕組みを調べ、1つの線で全部が繋がっていることまで確かめることで、その理解を深めていきました。

 

これらの電気回路の知識を使って、いよいよモーターカーの改造です。

「どうすれば速くなるのか?」という問いに対し、乾電池を増やすと豆電球が明るくなった体験から、乾電池をたくさんつなげることに行きつきます。

また、豆電球を背負った明かりのつくモーターカーを作りたいというグループもあり、電気回路の理解があったからこそ生まれた発想です。

 

自らミッションを立てた子どもたちは黙々とそのミッションの解決に向けて取り組みます。もちろんすぐにうまくいくとも限らず、何度も調整したり、直したり・・・。

 

それでもどのチームも最後までやり切り、その達成感は最終日の発表会の場に現れてきました。

その堂々とした発表を見ていると、たった3日間であっても、子どもたちの大きな成長につながったことを実感しました。

 

 

commonは放課後の時間を使って、様々なものとの出会い、学びの原体験となるたくさんの遊びを経験できます。

そしてその遊びを学びに繋げていくオリジナルの探求学習メソッド「mission based learning(MBL)」を用意していますので、ぜひ一度commonに遊びに来てみてください。