子どもの年末!思い出カップ作り

common冬休みスペシャルウィーク2日目は、

 

「子どもの年末!今年の思い出をカップの中に詰め込んでみよう!」

 

というテーマでワークショップを行いました。 

 

年末というと、帰省の準備や大掃除などで忙しく、

外ではあちらこちらに年末セールの文字が並び、

せわしなく動く大人の姿が何となくイメージされませんか? 

 

一方で、子どもたちの年末というと、クリスマスというビッグイベントも終わり、

大人に合わせて過ごすように

 

そんな子どもたちに、今しか感じられない日々の感動や素敵な思い出を、

年末だからこそcommonではゆっくりと振り返る時間を過ごしてほしいと考え、

今回このテーマでワークショップを行いました。 

今年1年間の話をしてみよう!

まずは、参加した子どもたち全員で今年行った場所や、

がんばったこと、楽しかったことを話し合いました。

 

最初こそ、初めて会う人がほとんどの中で、

恥ずかしい気持ちがあり中々話せない子もいましたが、

 

だんだんと他の子の話を聞く中で

「自分も話したい!聞いてほしい!」

という気持ちが大きくなり、みんなたくさんの思い出を教えてくれました。

 

それにしても、楽しかったことや嬉しかったことを思い出しながら話す子どもたちの目は、

とてもキラキラしていますよね。

 

聞いている側もとても幸せな気持ちになりました。 

 

 

いざ、制作へ!

今年一年の思い出を振り返った後はいよいよ、

その思い出を粘土などの素材を使ってカップの中に表現していきます。

 

子どもたちは、制作時間に入った途端、

自分たちの周りを囲うように置かれた材料・道具に一目散!

 

キラキラ光るラメやモール、紙粘土、

そして特別に用意したスペシャルアイテムの蓄光石、

たしかに早く触りたくなりますよね。

 

しかし興奮したのはここまで。

 

ここからは黙々と、時々隣の子の作品を見つつ、みんな真剣な表情で作っていました。

 

commonでは日頃から、

子どもたちが間違いを気にせず自分だけの表現ができるように、取り組んでいます。

 

このワークショップでも、

 

「なぜそうしたいのか?」

「どうすれば自分の考えを表現できるか」

 

といった、肯定的で子どもたち自身の考えを引き出すような言葉かけを行っています。

 

そのため、紙粘土に絵具を混ぜてこねる子どもたちの手はとてもカラフルに

 

さらにラメやビーズを混ぜたり、振りかけたり…。

 

普段家の中ではできないくらい、思い切った方法でカップに思い出を詰め込んでいました! 

 

 

制作物の発表タイム!

ワークショップの最後には、作ったものの説明と、その思い出の発表をしてもらいました。

 

自分の思い出を人に伝えるためにはどうしたら良いのか工夫する姿が印象的でした。

 

中には、同じ場所をテーマとして選んだ子どももいます。

 

しかし、それぞれ感動したもの、記憶に残ったものは異なり、

「あっ、それみた!」や「それは何?」と互いに興味を持っていました。

 

相手に興味関心を持ち、相手の考えを尊重することはとても大切なことです。

 

今回のワークショップを通して、子どもたちが一年の思い出を振り返り、

自分の記憶に残っていることや楽しかったことから

自分の好き・興味のあるものへの学びにつなげる一助になれば幸いです。