Youtuberとして感性を磨く

冬休みの一時預かり期間に行った、特別なワークショップ。


3日目の今回は、


「動画を撮ってYoutuberになろう!」

 

というテーマです。

最近では小学生の将来なりたい職業ランキング1位にもなったYoutuber


面白い企画や、ゲーム実況を行ったり旅行をするだけでなく、
資格取得や時事問題についても独自の視点や解釈などを世に伝える、とても尊いお仕事です。

YoutubeをはじめInstagramやTikTokなど、

今や動画で自分の考えや自分自身を表現することが、デジタルネイティブの子どもたちにとっては、当たり前の時代。

 

そんな時代だからこそ民間学童commonでは、

動画撮影を通して試行錯誤しながら感性を磨き、

自分自身の新たな表現方法を体験してもらいたいと考え、ワークショップを行いました。

 

Youtuberといえば○○!

子ども達がイメージするYoutuberといえばヒカキンやまいぜんシスターズなど

タレント性のある出演者、ゲーム実況をしている方々がほとんどです。

しかし、今回は出演者やゲーム実況者としてのYoutuberではなく、
動画を作ってUPするという広い意味でのYoutuberとして動画を撮影してもらいました。

なかでも子ども達の反応が良かった「トリックムービー」。


動画のカットを切ってつなぐことで瞬間移動ができたり、
遠近法を使って瓶や缶の中に入って行く、アレです。

トリックムービー作ってみたい!という子どもたちからの一言で
「トリックムービーを作り、動画をYoutubeUPすること」
を最終目標に設定。

まずは動画の構成を考え、
どんな動きやカットがあれば自然に瞬間移動している動画をつくることができるのか?
どの角度から撮影すればかっこいい動画が撮れるのか?
見ている人がすごいと思うにはどうしたらいいのか?
を真剣に考え紙に描き出していきました。

その後は考えた構成を元に動画を撮影。
動画の構成を考えても、実際に構成通りに撮ることができなければ思い通りの動画は完成しません。

考えた構成通りに動画を撮影するためにはどうすればいいか?
次のカットとのつながりを考えてどうやって終わればいいのか?
動画編集をするときのことまでを考えてもらいながら撮影しました。

撮った動画をその場で確認し、撮り直すことができるのも動画撮影のいいところです。

一度撮ってみても納得がいかなければ撮り直し、
スローモーションを使ってみたらどうだろう?と、
いろいろな機能を使い試行錯誤しながら撮影する姿は、動画クリエイターそのものでした。

いよいよ動画編集&Youtuberデビュー

撮影を終えると、撮影した動画をつなぎ合わせて30秒から1分弱の動画を作成。

編集が初めてだという子ども達もすぐに動画編集アプリに慣れ、動画を編集。
自分が思うタイミングで動画をつなぎ合わせたり、音楽を入れテロップを入れる姿に驚愕しました。

完成した動画はどれもクオリティが高く、
とても小学生低学年の子ども達が構成から撮影・編集までしたとは思えない仕上がりに。

子ども達が作った動画はその場でYoutubeUPし、見事Youtuberの仲間入りを果たしました。

構成から撮影・編集をすべて小学生低学年の子ども達が行った今回のワークショップ。
ワークショップ後の感想は、難しかったけど楽しかったという言葉ばかり。
動画をつくる楽しさを知ってもらえてうれしい限りです。

今回、動画をイチからつくりYoutubeUpしたという経験は、
小さな成功体験として自信につながります。
その自信が次の興味や好奇心を生み、さらに感性が磨かれていくきっかけになれば幸いです。