common time報告~音楽を通して子どもの社会を広げる~

1つのテーマを様々な視点で学ぶ探究学習

2022年度3学期の民間学童commonオリジナル探究学習プログラムcommon timeのテーマは「音楽」でした。

 

みなさん「音楽」と聞くと、合唱をしたり、リコーダーを吹いたりすることをイメージしたりする方が多いのではないのでしょうか?

 

しかし、探究学習を行うcommonが「音楽」をテーマにすると、各曜日に以下のような様々な視点で「音楽」を学びます。

曜日 テーマ
月曜日 キャリア
火曜日 アート(芸術)
水曜日 サイエンス(科学)
木曜日 文化

探求学習は螺旋型の学びとよく言われる様に、民間学童commonの探究学習プログラムでは1つのテーマに対して単一の視点ではなく様々な視点で子どもたちが学んでいきます。

commonが育みたい5つの力としては、今回は特に「対話や議論を通じてアイデアを伝える表現力」と「思いを形にする行動力」に注力をして、探究的な学びを子どもたちと一緒に創っていきました。

キャリアの視点では、「音楽に関わるお仕事ってなにがあるんだろう?」という子どもたちの疑問から、流山おおたかの森駅そばのスターツおおたかの森ホールにフィールドワークに行き、そこで働く人たちに話を聞いたりしました。

アート(芸術)では、子どもたちがオリジナルの楽器を制作し、保護者や地域の人たちへの発表会「Welcome common day」にて、どんな工夫をしたのか、なぜその楽器を作ったのかなどの自分たちの意見を発表していました。制作過程においても、1人で作るのではなく、他のお友達の意見を聞いたり、タブレットを使って世界にはどんな楽器があるのかなどを調べたりしていました。

そして、サイエンス(科学)では、音の仕組み(伝わり方、波紋など)について複数の理科実験を通して学び、自分たちの実験結果を発表しました。民間学童commonの理科実験では、単に用意された実験結果を求めるのではなく、子どもたちが複数回実験を行い、自らの実験の答えにたどり着くことを大切にしています。

最後は、文化です、音楽は世界万国共通のため、世界にはどんな楽器や音楽があるかについて図書館から関連する本を借りたり、民間学童commonに豊富にある図鑑を遣ったりして、調べていきました。

 

ここでは、図書館での司書さんへの本の検索のお願いの仕方や、使いかたも学びました。

子どもたちの好奇心の火つけ役のマスター

今回のマスターは流山おおたかの森の隣町の柏市を拠点に活動されているハンドパン奏者の眞野さんでした。実際にハンドパンをお持ち頂き、子どもたちも触れてたりして大興奮でした。また、世界中で演奏されている眞野さんが体験した海外での出来事なども、子どもたちは直接体験として聞くことで視野が広がっていた印象でした。

今回もマスターは流山おおたかの森の隣町の柏市を拠点に活動されているハンドパン奏者の眞野さんでした。実際にハンドパンをお持ち頂き、子どもたちも触れてたりして大興奮でした。また、世界中で演奏されている眞野さんが体験した海外での出来事なども、子どもたちは直接体験として聞くことで視野が広がっていた印象でした。

さて、いよいよ5月のGW明けからは2023年度最初のcommon timeが始まります!今回のテーマは「料理」です、どんなマスターが来て、子どもたちどんな学びを作っていけるか今からワクワクが止まりません。